INTERVIEW-11
自己紹介と現在の事業について教えてください。
株式会社オルタナティブ代表の谷藤亮子です。 ITコンサルとシステム開発をしています。もともとはエンジニアでした。
まず、ITコンサルで会社の課題や目指す姿、「経営」と「現場」を見させてもらい、本当に必要となればシステム導入支援や自社開発をしています。
現在は、新聞販売店向けに「AIコンタクトセンター」という仕組みを開発中です。
これは、新聞が届かないときの電話対応を自動化し、配達員へ即座に情報を通知するサービスです。音声認識に加えて感情分析機能も搭載しており、たとえば怒りを含む緊急性の高い電話はすぐに配達員へ届く仕組みになっています。これにより、これまで2名体制で対応していた業務を大幅に効率化でき、すでに複数の販売店で導入が進んでいます。今後は全国展開も視野に入れています。
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なぜシェアオフィスを利用しようと思ったのですか?また、TREEBASEを選ばれた理由を教えて下さい。
快適に仕事をしたかったからです。
現在、TREEBASEと同系列のBYYARDも併用しています。インターン生との打ち合わせや複数名での会話が中心になるときはBYYARDを、移動が多い日や一人で集中したいときはTREEBASEを選ぶなど、目的に応じて使い分けています。どちらの空間も心地よく、働き方に柔軟性をもたらしてくれています。
前職時代は殺風景で、集中しづらい環境で仕事をしていたこともありました。そうした経験があるからこそ、TREEBASEに初めて来たときの快適さは衝撃的でした。
地下鉄からのアクセスも良く、カフェや書店も近くにあるので、作業の合間の気分転換もしやすいんです。家具や香り、空間のつくりが丁寧で、細部にまで気配りを感じます。おかげで仕事の質も格段に上がりました。
実際にTREEBASEを利用してみていかがですか?
「空間が整っている」という印象がとても強いです。
よくあるピカピカのオフィスと違って、TREEBASEは実用性と居心地が共存している。木の温もりやアロマの香り、BGMなど、五感に心地よく働きかけてくれる空間です。
それに、スタッフの方がきちんと利用者を見てくれている安心感も大きいです。ただ場所を貸して終わり、ではなくて、人が気持ちよく働ける空間をつくるためにサポートしてくれている感じがします。
東京や大阪でもいろいろなコワーキングを使いましたが、TREEBASEのように実用性とデザイン性のバランスが取れている場所はなかなかありません。だからこそ、長く安心して使いたいと思える場所です。

入居してから、自身の変化はありましたか?
生活の質は本当に上がったと感じています。
気分転換に近くの本屋やカフェに立ち寄れる環境もありますし、夜遅くまで作業してもまちの明るさや人の気配があることで、孤独感を感じにくいのがとても良いです。
以前のような、孤立した職場で心身ともに疲弊するような働き方からは完全に脱却できました。今は、仕事にも生活にもメリハリがつき、精神的にもかなり安定しています。
TREEBASEでの人とのつながりについて感じることはありますか?
積極的に交流をしているわけではありませんが、自然と出会いや会話が生まれる場だなと思います。
例えば、TREEBASEに入居しているD2Garageさん含め、何人もここで偶然再会することができました。
こうした「狙っていない出会い」が自然に起きるのもTREEBASEの魅力です。イベントもガツガツしたものではなく、ちょうどよい距離感で交流ができるので、私のように「自分のペースを大切にしたい」というタイプの人間にもすごく合っていると思います。
どのような人にTREE BASEをお勧めしたいですか?
「自分のペースで働きながら、成長の機会を探している人」にぴったりの場所だと思います。
静かに集中したいけれど、必要なときには誰かとつながりたい。そんな働き方を望んでいる方には特におすすめです。
TREEBASEは、ただの作業場所ではなく、人と人とのつながりや、環境の心地よさを大切にしている場所です。そうした価値観に共感できる方には、きっと居心地の良い拠点になると思います。
PROFILE

株式会社オルタナティブ代表 谷藤亮子さん
2025.01.06 入居